福岡歯科メルマガ
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10/28 ★メールマガジン第291号★


●薬のお話●

つい先日まで
まだ暑いなと思っていたら
急に冷え込むようになりました。
気候穏やかな秋を
通り越してしまったようです。

季節の変わり目
体調管理には気をつけましょう。

理事長の福岡博史です。

さて、先日歯科の学会に
参加してきたのですが、
そこで、最近私たちのクリニックで
不足している薬のお話を
聴くことができました。

今、不足しているのは、
歯科で使用頻度の高い
ペニシリン系やセフェム系の
抗生物質です。

歯に虫歯菌が感染して腫れた、
歯周病が悪化して腫れた、
抜歯等の外科手術の際の
感染予防のため、
歯科で抗生物質を処方しなくては
いけない場面は多いのです。

その際、最も使用する薬が、
ペニシリン系(サワシリンなど)や
セフェム系(フロモックスなど)
の抗生物質なのです。

それが、数年前から急に
十分な供給がされなくなりました。

その原因は、ジェネリックと言われる
後発医薬品の供給不足から
起こりました。

国は医療費削減のために
後発医薬品の使用を
推奨していますが、私たちのもとに
その後発医薬品から届かなくなり
いまだに供給不安が
続いています。

後発医薬品企業のトラブル
感染症の流行、薬価が低いこと
から発した供給不安ですが
厚生労働省も、その解決に向けて
国全体で取り組んでいるようです。

およそ550億円の予算をつけ
5年計画で安定供給に向けて
進めているそうです。

もちろんそれまでの間、
当院でも常に適切な薬の処方ができるよう、
供給されている他種の抗生物質を使用したり、
少ない供給の抗生物質については、
必要な時に供給できるように
確保していきますで、ご安心ください。

数年前までは、
歯科で使うような一般的な薬の
供給が不足することなど
考えたこともなかったのですが、
他の先進国でも、起こっている
ことのようです。

わが国において、これから先、
いつでも安心して適切な薬が
使えるようになることを願っています。


★医療法人社団明徳会福岡歯科★

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