福岡歯科メルマガ
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9/25 ★メールマガジン第289号★


●舌の居場所●

お彼岸過ぎて、
ようやく秋の気配を
感じるようになってきましたが、

いかがお過ごしでしょうか?
理事長の福岡博史です。

皆さんは、自分の舌が
いつもいる場所のことを
考えたことはありますか?

御存知のように舌は、
食べるときに、
絶妙なタイミングで
食べ物を運んでくれたり、
おしゃべりするとき、
絶妙な動きで声を出すことを
サポートしています。

舌が、口の中を
自由に動けるからこそ、
美味しく食べられたり、
上手にお話ができるのです。

近年、口の中で、
舌のいる場所が
狭められている方が
増えているような
気がいたします。

それは、歯の並び(アーチ)が
内側に狭められ、
いわば舌が"狭小住宅"に
住まわされてしまっているのです。

ご自分の口の中の
下顎の歯を覗いてみてください。

覗き込んで、広いU字型に
きれいに並んでいればよいのですが、
Uの字が内側に崩れていたり、
内側に向けて尖った歯があるような方は、
舌が"狭小住宅"に住んでいる
可能性があります。

舌の側縁にギザギザの
歯の痕がある場合もあります。

ということは、これらによって、
舌が自由に動けない状態に
なっているので、
食べにくかったり、
滑舌が悪くなったり、
さらには常時舌に
ストレスを与えることにより、
首肩コリや顎の痛みの原因
になっていることもあります。

元々、舌は髪の毛1本でも気になるほど
繊細なセンサーがあるところですので
尖った歯などがあれば、
必然的にいつも避けようとして、
その結果ストレスを受け続けている
ことになるのです。

舌が日常的に歯により擦られ、
傷つけられていると、
そこには「舌がん」が発生しやすい
ことがわかっています。

舌は、そうならないようにと、
狭い部屋の中で、
うずくまってストレスを
感じているのかもしれません。

舌の居場所に影響を与えているような
歯並びであるならば、
矯正治療で広いU字型歯列に
してあげるのがよいですが、
歯の傾きや尖った歯の縁など、
少しの調整で解決できる場合は、
そこをわずかに丸めるように削ることで、
舌の居場所を広げてあげる
ことも可能です。

下顎の歯の内側に、
尖った部分がある方は、
一度歯科医師に相談してみてください。

そこを調整することで、
思いもかけずに、
今まで調子の悪かった身体が
回復することもあるかもしれません。

【毎月10日、25日配信】
★医療法人社団明徳会福岡歯科★

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