福岡歯科メルマガ
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3/25 ★メールマガジン第277号★

●歯周病と認知症●

桜の開花が聞かれる頃となりましたが、
いかがお過ごしですか?
理事長の福岡博史です。


最近、国立研究開発法人
国立長寿医療研究センターの研究で
歯周病と認知症との関係性が
国際科学雑誌「BMC Oral Health」
オンライン版に発表されましたので
ご紹介いたします。

研究の結果は、
「歯周病により認知機能が低下し、
認知機能低下により歯周病も悪化する」
【歯脳相関】でありました。

歯周病は、現在30歳以上の
成人の約80%が罹っている
と言われており、
歯の喪失原因の第1位です。

そして歯周病と認知症には深い
関係があることがわかりました。
歯周病によって
認知症のリスクが増大します。
また、認知機能が低下すると
歯周病のリスクが増大します。

そのため、
認知機能が低下した高齢者には、
歯周病の対策が重要であり、
次のようなことが推奨されています。

●口腔ケア●
適切な歯磨き、定期的な歯科検診、
電動歯ブラシも有用

●生活環境の改善●
禁煙、節酒、適度な睡眠、
運動習慣、調理力も有用

●医療者の意識改善●
かかりつけ医による歯科受診推奨、
介護者による口腔ケア

●本人・家族・介護関係者における
口腔ケアへの意識改善●

認知症の発症リスクを
軽減するためには、
運動習慣や食事、社会活動などが
推奨されています。
歯周病対策も日々の生活に
関わることであり、
高齢者の口腔機能・摂食機能を
維持するために重要なことなのです。

また、認知機能が低下してくると
歯磨きなど適切に
できなくなってきますが、
ご家庭では見過ごされていることが
多いようです。

当法人では、院内、訪問歯科診療で
口腔ケア&指導を行っております。
ご自身はもちろん、
ご高齢のご家族の歯周病予防や
お口のケアなど
気になることがありましたら
担当医またはスタッフへ
お気軽にご相談ください。


【毎月10日、25日配信】

★医療法人社団明徳会福岡歯科★

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