福岡歯科メルマガ
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1/25 ★メールマガジン第273号★

●しっかり噛めていますか?●

理事長の福岡博史です。
本年もよろしくお願いいたします。

お正月はいかがお過ごしでしたか?
美味しいものを、しっかり噛んで、
食べられましたか?

昨年、世界で一番高い
インパクトファクターを有し
最も権威のある医学雑誌である
『ランセット』に

「口腔の不健康状態と早期介護認定や
死亡との関連性」

という論文が掲載されました。

これは、日本の島根県で
実施された調査・研究です。

島根県において平成 28 年
(2016 年)以降の後期高齢者
歯科口腔健康診査の歯科口腔検査
データを用いて、介護認定
(要介護度 2 以上)または
死亡の発生との関係を分析しています。

その結果【口腔の不健康状態】
・歯の数の少なさ
・咀嚼能力の低さ
・歯周組織の不良
・嚥下障害
・舌の可動性の低さ
・構音障害
・口腔の不衛生
・未処置の歯
・入れ歯の不適合
はそれぞれ早期の介護認定や
死亡の発生と関連していることが
明らかとなりました。

特に、グミを 15 秒間
咀嚼して調べた咀嚼能力は、
前述の指標のなかでも
最も介護認定や死亡の発生に対する
影響が大きいことが示されました。

というわけで、最初に
「しっかり噛んで、
食べられましたか?」
という質問をしたのです。

この論文の結果として、
定期的に歯科の健康診査を受け、
お口の中の不健康状態を
早期に発見そして治療すること
の重要性が示されました。

特に治療を通じて、
よく噛める状態であること
を確認していきましょう。
それが、健康長寿につながるのです。

今年も、お口の健康を維持して、
元気に一年を過ごしましょう!

【毎月10日、25日配信】

★医療法人社団明徳会福岡歯科★

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