福岡歯科メルマガ
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9/10 ★メールマガジン第170号★

今年の夏は新型コロナウィルス、猛暑、豪雨災害などで大変でしたが、少しづつ秋の気配が感じられる様になって来ましたね。

今回は、福岡歯科統合医療研究所DC歯科衛生士 山本江里香からのメルマガです。

歯の根元の虫歯

皆様の中には、「せっかくこの歳まで頑張って歯を残し、気をつけて来たつもりなのに、また歯の根元が虫歯になってしまった」というご経験のある方はいらっしゃいませんか?

お年を重ねると、自然と唾液の出が少なくなります。またお薬の副作用で唾液が減少する事もあるんですよ。

さらに、舌や唇などお口の周りの筋力が低下することで、お口の中全体に唾液が行き渡らなくなったり、唇を結び辛いためにお口の水分が蒸発しやすくなることでも口腔乾燥が助長されてしまうのです。

唾液は虫歯菌によって作られた酸を中和して歯を酸から守る(緩衝作用)だけでなく、酸によって溶けた歯を元に戻す(再石灰化)力があり、この2つの力で虫歯から歯を守っています。

歯周病などで歯ぐきが下がって歯の根元が露出してしまうと、酸にさらされ、歯が溶かされ、歯の根元が虫歯になってしまいます。

そして、お口の中の汚れが歯の根元に付いていたり、砂糖を含む間食の習慣があったりすると、歯の根元の虫歯が出来る要因になります。

歯根面のブラッシングを丁寧に行い、フッ素を利用することで、歯の根元を虫歯になりにくくする事が出来ます。

また舌や唇などの「お口を動かす体操」もプラスされることもオススメします。

メンテナンスにいらした時、担当の歯科衛生士にお尋ね下さいね。

統合医療研究所
歯科衛生士 山本江里香

【毎月10日、25日配信】
★医療法人社団明徳会福岡歯科★

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