福岡歯科メルマガ
~ 統合医療で元気いっぱい ~

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7/10 ★メールマガジン第166号★

この度の集中豪雨により被害を受けられました皆様には、心より御見舞を申し上げます。

今回は、福岡歯科の新川院・祐天寺院の2か所に所属する
歯科医師 吉峯 綾加からのメルマガです。

お口の周りの筋力について

コロナ禍で家に篭りがちな傾向になってしまいますが、注意したいのは筋力の低下です。
特に舌や、お口の周りの筋力の低下が心配です。

美味しくご飯を食べ続けるために、今回はお家で出来る代表的な2つの自主トレーニングを紹介いたしますね。

まずは【あいうべ体操】

「あ・い・う・べ」と発音する体操で、効果としては
・口呼吸を鼻呼吸に変えていく
・唾液の量を増やす
・口腔機能の向上により入れ歯の安定や
・咀嚼能力の低下を防ぐ等

「あ」口をできるだけ大きく開けます。

「い」口角を左右に広げ、前歯が見えるように。

「う」口角に力を入れ、唇を突き出します。

「べ」舌を出し、下方向に舌先を出来るだけ伸ばします。

1日に30回を目安に(毎食前10回)繰り返すとお勧めです。

そして【パタカラ体操】

同じように発音する体操で効果もほぼ同じですが、発音や口の動きが良くなり「誤嚥」の予防に最適です。
※誤嚥とは、口から食道を通って胃に送られるべき食べ物が、誤って喉頭と気管に入る事です。

「パ」唇をしっかり閉じた状態から、大きく口を開けて発音します。
唇で破裂音を出すようなイメージで。

「タ」発音するたびに、舌を上あごにしっかり叩きつけるようにします。

「カ」下の付け根を動かし、のどの奥の方を閉めるようなイメージで。

「ラ」舌先を丸めて、上の前歯の裏をすべらせるように発音します。
舌がクルクル動くのを意識しましょう。

「パ・タ・カ・ラ」を、それぞれ5文字3回ずつ発音してみましょう。
「パパパパパ、タタタタタ、カカカカカ、ラララララ」を3回繰り返し発声すればOKです。
特に食前に行うと良いです。

楽しみながら、お家で出来るこれらの体操をぜひ取り入れて下さいね。

祐天寺院・新川院
歯科医師 吉峯 綾加

【毎月10日、25日配信】
★医療法人社団明徳会福岡歯科★

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