ホワイトニングをしたいと思ったら
4つのポイントをチェックしましょう!

③歯磨剤の成分

歯磨剤の「薬用成分」のなかにホワイトニング効果のある成分が含まれているものや歯に付着した着色を落とす成分がはいっているものを選ぶことがポイントです。

「ホワイトニング」という言葉がはいっているからといって、必ずしもホワイトニング成分が配合されているとは限りませんし、輸入製品のなかには研磨剤が多いものをホワイトニングと謳って販売している場合もあります。 配合されている成分を確かめて選ぶようにしましょう。


歯磨剤を選ぶ成分のポイントです。

①医療機関でのみ購入できる歯磨剤(歯自体を白くします)


過酸化水素過酸化尿素を含んでいれば歯自体を白くするホワイトニング効果はあります。


②市販で購入できる歯磨剤。(歯の表面を白くします)


ポリリン酸:「短鎖ポリリン酸」「EXポリリン酸」「分割ポリリン酸」と記載されている場合もあります。
➡歯の表面の着色汚れや歯垢を浮かせてブラッシングで除去することで歯を本来の白さに戻します。

アパタイト:「ハイドロキシアパタイト」や「ヒドロキシアパタイト」と記載されている場合もあります。
➡歯の表面のエナメル質に近い成分で、歯の表面の傷を埋めて整え、歯の表面を着色しにくくします。
商品の中には「卵柄アパタイト」といった表示も見受けられます。

ポリエチレングリコール:
➡タバコのヤニ等のひどい汚れをとかして落とす働きがあります。


③研磨剤(清掃剤)


研磨剤(清掃剤)としては「リン酸カルシウム」「酸化アルミニウム」「無水ケイ酸」などがあります。
➡通常の使用では問題ありませんが、これらを主成分とした粗い研磨剤配合のものは、歯の表面を傷つける可能性があります。
➡特に輸入製品のなかには研磨剤が多く含まれている歯磨剤があります。

●なお、歯磨剤の選択項目としては、そのほかに虫歯・口臭・歯周病・知覚過敏に対応するかということと、味や使用感もその重要な要素ということができます。