歯科治療で使われる材料が身体に影響を与えることをご存知ですか?
そして、それは口の中だけでなく全身に現れます。
当医院では歯科統合医療による検査で身体に適した歯科材料を提供します。
身体に適合しない歯科材料の影響
歯科治療では、虫歯になった歯に金属を被せたり、痛み止めのお薬など多くの材料を使ったりして治療をしなくてはなりません。
すべての歯科材料が身体に悪いというわけではありませんし、すべての人に症状が出るわけではありませんが、金属・薬物アレルギーや体調を崩すなど身体に何らかの影響があるとされています。
しかも、これらの症状は口の中だけでなく全身に様々な症状として現れる場合もあります。
体に合わない歯科材料が引き起こす可能性がある症状
- 金属アレルギー
- 皮膚炎、口内炎、舌炎、口唇炎、歯肉炎
- 扁平台癬、白板症
- 歯の変色
- 味覚異常・知覚過敏
- 湿疹やじんましん
- 扁平苔癬、白板症、掌蹠膿疱症
- 倦怠感、頭痛
- 喘息、鼻炎、過敏性肺炎、腎炎
歯科統合医療的診査と歯科材料の選択
当医院では、可能な限り体に合った歯科材料で治療を行うために、様々な診査・診断を行い、オーダーメイドの歯科治療をしています。
診査・診断を西洋医学および東洋医学・代替医療など様々な医学を統合した歯科統合医療に基づいて行い、口腔内だけでなく全人的な治療を行います。
歯科治療に使用する材料や治療方法は、診査・検査結果を参考に担当医と十分に相談して決めます。
初めから口の中の金属を全て除去したり、無理に治療を推し進めたりすることはございません。
歯科統合医療的検査の種類
問診
東洋医学では四診「望診・聞診・問診・切診」という診断法があり、最も重要な検査法として取り入れています。
患者さんの心身の状態を、よく見て、よく聞いて、よく話をして、心身の状態、症状の原因を把握します。
口腔内診査、X線検査
X線検査などで口腔内の状況や口腔内の金属について種類・状態・腐食などを検査します。
口腔内金属の電流測定
口腔内に種類の異なる金属があると、電位差が生じて電流が起こり、全身に様々な悪影響を与えます。
これは歯科用金属が溶ける大きな原因のひとつともなり、溶け出した金属はアレルギー症状などを引き起こします。
この口腔内の電流を測定し、口腔内の金属同士が悪影響を与えていないかを検査します。
Bi-Digital O-Ring Test
Bi-Digital O-Ring Testにより、歯科材料の適合試験を検査します。
詳しくはBi-Digital O-Ring Testのページをご覧下さい。
波動測定
毛髪などから自身の「波動」を計測し、全身的スクリーニングや金属アレルギー、歯科材料の適合性などの検査を行います。
パッチテスト、血液検査、毛髪の蓄積金属分析検査
ご希望の方や、このような検査が必要とされた場合は、皮膚科、大学病院および専門業者に検査を依頼します。
必ずすべての検査を行うのではありません。
検査の詳細や選択法などは担当医にご相談ください。
治療とアフターケア
検査結果を基に、身体に適合する歯科材料で治療を行います。
例えば、身体に合わないと診断された金属を試験的に除去し、経過を観察します。
その後、体に適合する金属やセラミックなどで歯科治療を行っていきます。
治療時には、金属の除去時に出る粉塵などの影響が出ないよう慎重に行います。
体内の金属排出のためサプリメントのご相談もいたします。
歯科治療後のアフターケアや予防はとても大切です。
歯科治療を受ける必要のない健全な口腔管理が理想ですので、心身の健康を維持しながら定期的に検診をお受け下さい。
口腔内の金属を除去したり、身体に適合する歯科材料に置換する治療を行っても、すぐに症状が改善されない場合や、治療が長期間に及ぶ場合もございます。
担当医と十分にご相談下さい。
お問い合わせ
統合医療研究所DC(歯科室) TEL:03-3662-0222