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白(しろ)またはホワイトは、全ての色の可視光線が乱反射されたときに、その物体の表面を見たヒトが知覚する色で、英語の "white" は「善意」「純粋」などの意味を包含し、これに近い意味として「好ましいもの」を指して
「ホワイト○○」(例:ホワイトリスト)などとといわれています。
東アジアでは中国の五行思想で白は金に対応し、方位は西で西方を守る
神獣が白虎です。
そして、白虎を尊ぶだけでなく白雉を瑞祥とするなど白を尊ぶ思想はありましたが、
服の色としては凶色で、金徳を自認した「晋(AD265~)」は服色として赤を尊び
ましたがこれは白を嫌ったためとされています。
古代の日本で白は神聖な最高の服色とされます。
養老律令の衣服令は朝廷における皇太子以下皇族臣下の服の色を細かく定める
規定ですが、そこでは白を最高の服色としながら白い衣を着ることを許される
身分が明記されていません。それは律令が天皇を規律しないためで、朝廷では
天皇だけが白衣を着ることができました。
また、白い動物も尊ばれ、『古事記』には神が白い鹿や猪に化し倭建命
(ヤマトタケル)が死後に白鳥になったともいわれています。
『引用:Wikipedia等』