治療内容
虫歯の話
虫歯の話
虫歯は歯の中で大きく広がる性質があります。
外から見て黒い線や点として見えるだけでも、歯の中では大きな虫歯になっていることがしばしばあります。
この段階の虫歯のは、虫歯の部分を削って取り、樹脂などで埋めて治します。虫歯が歯の中で大きく広がっているため、治療の際は大きく穴を開けなければなりません。患者さんの中には、あまりに大きな穴が開いてしまうためびっくりする人もいます。
虫歯が深くなり、ばい菌が歯の中の神経のところまで入り込んでしまうと、とても痛くなります。ここまで来ると神経を取らなければなりません。
虫歯がもっと重症になると、歯の神経そのものが死んでしまいます。痛みを感じる神経が死んでしまいますから、痛みはなくなります。「痛いのを我慢していたら治っちゃった。」というのはこういう状態です。痛みがなくなったので治ったと誤解する人がいるのですが、実際はこの写真の用意歯の神経が新で腐ってしまっているのです。
治療には新で腐った神経を取り除き、代わりの詰め物をします。しかし、歯の根っこは曲がっているので、その中をきれいにするのは難しい作業になります。
